
「完全変形バルキリー」といっても、やまとの1/48バルキリーではなく、株式会社バンプレストから2002年に"とるとるキャッチャーDX"の景品として販売された、完全変形バルキリーVF-1S/J/Aです。近所のホビー系ショップでぽつりと置いてあった未開封品を捕獲しましたので、早速レビュー。

先ずはバトロイド。手首は握り手と銃持ち手の2種類が付属します。プロポーションは意外と悪くありません。肩や腿の付け根などはボールジョイント。肩が脱臼しやすいですw。各関節はほどほどに可動。頭部と手首は塩ビ製、他はプラ製なのですが、手首や頭部の本体の差込部分が激しく癒着していました。未開封で保管している人は、一度確認してみることを強く勧めます。

この製品の面白いことろは、VF-1AとVF-1Jの頭部も付属している点。どちらもちゃんと、ロイ・フォッカー配色で塗装されています。写真は一般兵士用のVF-1A。若き日のフォッカーが搭乗、みたいな。1Aは角の付け根がボールジョイントになっているのですが、こちらもネッチョリと癒着。あわわ。

こちらは、ちょっと格上のVF-1J。小隊長に出世したフォッカーが搭乗w。「超時空要塞マクロス外伝 ヤング・フォッカー編」などど妄想してみたり。てか、TV版のフォッカーって何歳なんだろう?

バルキリートイ発売の度に注目される、キャノピーと足の付け根の処理。本製品ではキャノピーがスライドして機首の中からスルスルっと出てくる、ちょっと面白いギミックが盛り込まれています(ドクロマークは無しですが)。脚の付け根はタカトク準拠。堂々と受け棒が付いてるわけですが、このサイズの玩具なら、さほど気にはなりません。コスト面での折り合いを上手くつけたなぁ、という印象。

ガウォーク形態。前述の通り、腿の付け根はボールジョイントになっているのですが、エアインテークごと機体裏面に固定してしまうため、八の字脚はできません。ガッチリ保持されている点は良好。

ファイター形態。完全変形を謳っていますが、実は手首のみ取り外しが必要。着陸脚こそ出ませんが、機体底面にガンポッドを固定できる点は素敵です。

やっぱりバルキリーはファイター形態かなぁ。手足はカッチリ固定されていて良い感じです。バトロイドが一番ぶらぶらで頼りない。

バトロイド時は11-12cm程度。設定上のバトロイドの身長は13mなので、1/110スケールほどになるのかな?ちょっと半端な大きさですが、プライズ商品として見れば、重要なウリである変形機構自体はきっちり出来ており、個人的には1000円までなら出しても良いかな、という印象でした。尚、フォッカー機の他に、輝機とマックス機も併売されていたようです。
ここまでこなれた変形トイを作れるのなら、是非とも超合金魂などで気軽に弄れる玩具バルキリーでも出して頂きたいものですが、何故かバンダイさんはマクロス倦厭ムードなんですよね。お得意のバリエーション商品をいくらでも出せるのに。タカトクの復刻版の売れ行きが、よほど振るわなかったんでしょうか・・・。沢山買ったのになぁw。